la vie est merveilleuse!

ふと思いついたことの徒然をゆっくりと

ねじれたハートで

lily

 ため息の後タイを緩め
 くわえタバコに咽せながら
 いつものように灰皿探し
 恋も時々疲れるね
 今夜は一人 さっぱり一人
 ねじれたハートは休ませて


来生たかおと桃井かおりのデュエットでこの歌が流れていたのは何年まえのことだろう。
シティポップスというのだろうか
彼らの醸し出す都会的でアンニュイな雰囲気
歌詞を通して見えるのは
内に抱えたものをそっとしまい込みながら
流れていくなんとも大人な静かな時間


私たちもいつも仲が良いわけではないのよ。
たまに不協和音も流れるわ。
この4年間に3度かな。


あ、言ってしまった。
終わった、と思った。
指の間からこぼれ落ちる二人の関係
言わなければ良かった
そう思ってもメールに書いてしまったものは既に届いている。
なんと言ってくるだろうか、と不安な一夜を過ごす。
怒ってなんかいません。
寂しかっただけです。
胸に刺さる彼の抗議の言葉
そのまま互いのエリアで時は流れて。


ふとした意地の張り合いから
ホテルの一室で4時間近く
置かれた小さなソファに座ったまま
何気ない風を装いながら、会話だけでタイムアウト、という時があった。
出る時、整えられたままのベッドをぽんぽんとたたきながら
掃除が楽だ、と彼はポツリと一言。
そうね、と静かに私。
そのまま駅で別れた。
胸の中は大雨だい。


始まりの頃は
終わることばかりを考えていて
いつ終わっても良いように、身構えていた。
別れはこちらから切り出す、とばかりに、笑


届く甘いメールにも、本心は奈辺に、と探りながら読んでいた。
私だってほんの好奇心で付き合っているだけよ、と用心深く。
書かれた一言を深読みして、
もう終わりですね。別にかまいませんよ、と切口上で書いたこともあったっけ。
なんでもう終わり?と彼から返ってくる言葉に安堵する。
そんな繰り返し。
だって、そうよ。
72歳女性と49歳男性に男女の関係は成り立つか。
最初からサラリと自然に受け入れる彼と
あり得なーい、とばかりに疑心暗鬼でおどおどと踏み出す私と。
さすがに今は彼の言うことをそのままに受け取れるけれど。
でも
実は、この鬼は、いまだに私の中に棲む。


都合の良い関係の私達。



冒頭の歌の続き
 知らず知らずに恋の背中
 見え隠れして辛くなる
 一人身焦がす切ない時間恋はやっぱり堕ちるもの


 ねじれたハートが疼いてる


ねじれているのは多分私だけで


体育会系の彼はあくまでストレートだ
ど直球、笑


一番最初、
赤いペディキュアをしてある私の足の指に気づいて、触れた彼
それがとても嬉しかった私
幸せは、単純で良いのよ。



午睡から目覚めてティータイム
茶葉はゴールデンチップ
ちょっとお高め😅
カップはロイヤルアルバートのオールドイングリッシュローズ


自由に楽しく生きること

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