la vie est merveilleuse!

ふと思いついたことの徒然をゆっくりと

うかい亭デート

昨日、前から約束していたうかい亭表参道店でのデート。
風は強いものの、暖かい。


12時54分、明治神宮前で降りた時
店内に入ってます、と彼氏さんからラインが届いた。
4番出口を出て、表参道を4−5分歩いたビルの5階。
シャネルやディオールといった店が入っているビル。
エレベーターで5階についた。
スタッフさんにウェイティングルームに案内される。
ソファーから立ち上がる彼氏さん。
そのまま案内されて大きなカウンターのある席へ。
青山が一望、とはいかないが、明るい日差しの入る大きなガラス張りの店内。
満席。wao!
メニューを渡されたが、今日のコースはもちろん、表参道スペシャルに決めていた。


お飲み物は?と聞かれ、
彼氏さんはスパークリングワイン、ノンアルコール
私は葡萄ジュース。濃縮還元ではありません、笑


スタッフさんが、本日の食材です、と野菜や魚が乗った大皿を見せてくれた。
筍、芹、サーモン、鮑、あいなめ、キャビア、フォアグラ、桜海老等々


担当シェフがカウンターの向こう側に立つ。
分厚い鉄板の上でこれから繰り広げる調理のパフォーマンス
さあ、ショータイムの始まり、笑
ロイヤルコペンハーゲンのブルーフルーテッドのお皿の上に
まずは野菜をたっぷりと乗せてサーモンのマリネ。
サワークリームとキャビア添え。
潮の香りのキャビア。
2皿目。筍と芹のソテー、同じくソテーされたフォアグラには甘めのソース。
中はとろとろ、ふわふわ。
3皿目。新玉ねぎの白い冷製ポタージュ。
深い器に砕いた氷をたっぷり入れて、その上の小皿の中に入れてあるのでずっと冷たい。
その甘さに驚く。でもお砂糖の甘さではない。
続いて鮑の岩塩蒸し焼き。
生きていいてくねくねと動く雄と雌の大きな鮑を昆布で包み、鉄板に乗せて
たっぷりの岩塩で覆って蓋をかぶせる。
蓋を開けると立ち上る湯気。
岩塩を払い、昆布を除けるとふっくらと蒸し焼きにされた鮑が出てくる。
鉄板の上で食べやすいように表面に包丁を入れ、
雄と雌の肝は当分に取り分けて皿に盛られる。
柔らかい。適度な塩味と口の中に広がる肝の濃縮された旨み。
白っぽい雄の肝と緑色の雌の肝で、確かに味は異なる。どっちが好きかなあ・・・
次は鮎魚女。空豆やえんどう豆の入ったナージュ。
お野菜の出汁、出汁の中で仕立てられた白身の鮎魚女、どちらも優しい味。
さて、いよいよメインのステーキ。
彼氏さんはメニュー通りのサーロインをレアで。
私はちょっとお金を追加してフィレに変えてもらった。ミディアムレアで。
手際よく鉄板の上で焼き上げていく。
焼き加減の違いは鉄板の端を使いながら上手に時間を合わせて。
新玉ねぎのスライス、ワサビの葉を飾りにして
ワサビ、ポン酢、醤油、をお好みで。
彼氏さんも私もステーキはお塩が好きなので、せっかくですが、笑
柔らかく、脂身も甘く、でも、あっという間に無くなった。
思わず、お変わりと追加オーダー、笑
だって小さいもん。70gとのこと。
まあ、コース料理の中ではそのくらいなんでしょうね。
お肉好きの二人にはとても足りない😅
それになんといっても美味しいし。
ありがとうございます、よく召し上がれますね、と笑うシェフ。
同じ部位を同じ焼き加減でもう一皿追加。
付け合わせは、大分からの立派な椎茸のソテー
焦がしたお醤油の香り。
お皿を見て、思わず、あら源右衛門、笑
笑顔のシェフと目があった。ご存じですか?と。
源右衛門釜のポピュラーな青地に緑の葡萄模様。
この柄のランチョンマットを昔、持っていた。
その前のお皿はお肉の邪魔をしない白地に隅に青と緑の葉模様の有田焼。
湯呑みは九谷焼。
最後は桜海老の土鍋ご飯。
サクサクとした歯触りのの桜海老とその旨味をたっぷり吸った土鍋ごはん。
さっぱりとして美味しい。
出汁も添えてあって、味変も楽しめる、笑


いやー、堪能。


席を変えて、デザート。
彼氏さんはいちごパフェ
私はさくらんぼのブラマンジェ
そして、コーヒー
ここでお会計。
大幅にアップ、メニュー価格の約2倍になっていた、笑
そりゃ、メインのステーキをお代わりすればそうでしょう😅
シェフの華麗な手捌きも楽しんだし、
彼氏さんとの会話も弾んだし。
久しぶりのゆったりとしたお食事の時間も楽しんだし。


気がつけば15時45分。

春点描

強い雨風で荒れた昨日の春の嵐から一転。
雲一つない青空が広がった。


だけど心なんて
お天気で変わるのさ
       六本木心中


本当にそう、笑
昨日のような荒れたお天気の日は、車の運転にすっかり自信を無くしているので
家から一歩も出られない。
誰とも喋らない。


無口な女になるわ
      サンドベージュ


相手がいないのだもの、無口になるしかない、笑


孤独ねえ、というあなたへ。


はい、そうです、孤独ですが、何か?
だって私、一人は嫌いではないのよ。
寂しいとか悲しいとか感じないし。
そういうあなたは、もしやトイレにも誰かと連れ立っていくタイプ?
私は違うので、笑
誰かに歩調を合わせるほうが苦痛だわ。


そんなことより、
今日はなんて良いお天気。
昨日とはまさに打って変わっての。


時は春。
一面の真っ青な空。
明るい日差し。
これだけで幸せオーラを満喫。
相変わらずの安上がり、笑
いえいえ、感度良好。


もちろん出かける。
まず、予約しておいたあまりん苺を農園に受け取りに行く。
お昼は、近くの町のジビエのレストランへ。
里山の特権?
おまかせコースを予約。
何が食べられるのだろう。ワクワク。


玄関の軒下に10年以上前から巣を作り、
この季節、その巣に毎年燕がやってくる。
産卵し、子育てをし、そして去っていく。
来年、また、と。
1週間ほど前、今年も変わらずやってきてくれた。
軒下に落とし物があって、来たことを知る、笑
そのうち、小燕も参加するので、放っておくと、堆く積もる。元気な証拠。
夜、巣から突き出す長い燕の尾。まだ1羽分。
これがやがて2羽分になり、更に小さな尾が増え、巣が満杯になる。
目の前の電線にずらりとご一家が並ぶ。
そうすると間も無くお別れとなる。



庭のジューンベリーの細い枯れたような枝々に、白い花が咲き始めた。
日ごとに数が増えて、白い花に埋め尽くされるほどに咲き乱れる。
花の終わりに、若葉が出始め、緑一色の若木になる。
そして小さな赤い身をつける。
それを目当てにヒヨドリが来る。


生垣の灯台躑躅も、小さな白い釣鐘状の花をつけ始めた。
角地なので、数メートルにわたっての花盛り。
緑の若葉の中にゆらゆら揺れる白い花。
これも春の色。
秋にはこの葉が真紅に変わる。
今の春の優しい風情の面影はどこにもなくなる。


坂を降りた辺りは一面の田んぼ。
菜の花が群生し、黄色い花々で景色を彩る。
薄いピンクのソメイヨシノも満開を迎え
足元に菜の花を従えて桜並木を作る。
菜の花の黄緑色の葉と黄色の花、桜の黒い枝、薄いピンクの花の続く道。
ちょっと目立たないけど、白い水仙も忘れないこと、笑
桜の名所ではないけれど、それでも十分春を楽しめる。


春というわけではないけれど
今、庭先のテラスに雀の大群がいる、笑
もうすっかり餌場として認識したのだろう。
日に数回、押し寄せる。
器に並んで群がり、頭を突っ込んで忙しなく啄む
テラスに落ちた分も、ちょんちょんと、軽やかにステップを踏みながら
綺麗に平らげていく。
可愛い。思わず見惚れている。


少しの影の揺らぎに、
ざざーっと一斉に飛び去ってしまう。
お向かいの屋根に並んで止まって様子を伺い
大丈夫、と判断するとまたやってくる。
小さな心臓はドキドキしてるのだろう、笑




具沢山のお野菜スープ
紅鮭のスモークサーモンマリネ
昨夜久しぶりに作った鶏ハムに焼き野菜添え
マンデリンコーヒー
最後のあまりん苺


デートは19日に決まった、笑

認知症検査

運転免許の更新に伴う認知症検査を受けた。
前の日、もう、どきどきだった。
記憶力の低下は、普段から身に染みているから、笑


2階に上がって、さて何をしにきたんだっけ?
メガネはどこへ行った?
メガネはあった。さて、さっき持っていた鍵はどこへ置いた?
これって、高齢者あるある、らしい。
お店でも、皆さんの共感度が高い。
それが普通だよ、って、笑
それを普通にしたくないのですが( ;  ; )


4種類の脈絡のない絵が書いてある用紙が4枚あって、
その合計16種類の絵をまず記憶する。
その後全く別の、言われた数字を選ぶという作業をしてから、
先ほどの覚えた絵を書き出していく、というもの。
実は、何種類か思い出せなかった😅
で、次はヒントが書いてあって、ヒントを読みながら思い出す、というステップ。
無事全部を思い出して書くことができた。
記憶はするものの、それを引き出す力が弱いようだ。
要した時間は約30分。
終わった順に退室するのだが、10人ほどのグルーブで、その中で2番目に早かった。
軽く自慢、笑
平均点以上で、問題なし、という結果で、次の高齢者講習に進むことができた。
良かったあ。
今度は1ヶ月後くらいに最寄りの自動車教習所で講習を受け、実際に運転をする。
前回、クランクで後輪を乗り上げた、恥ずっ😅
元々運転は下手くそなので、これは年齢には関係ないですよねえ。
それに、普段乗っているコペンは小型で、
教習所の車はクラウンで大きいんですもん。


早く終わったので
そのまま雀荘へ遊びに直行。
麻雀は頭を使うのでボケ防止に良いらしいですよ。
6時間ほど遊んで、少し勝ってお小遣いを増やし、ケーキを買って帰った。


暖かい春の1日。