la vie est merveilleuse!

ふと思いついたことの徒然をゆっくりと

雀荘デート?

昨夜18時半から今朝の19時過ぎまで
雀荘で麻雀を打っていて、
帰宅後、パンパンに浮腫んでいる足を、お風呂でほぐして
ベッドイン。
お昼頃のそのそ起き出して
疲れ果てている体内に苦いコーヒーを2杯、流し込み
ソファーの上で小一時間ぼーっとしていた。
少しは人心地がついたようで、笑


もう半年ほど前から私には雀荘デートをする彼がいる、笑
数年来、雀荘でたまに一緒になる人だったが、顔見知り、それだけだった。
半年ほど前だったか
夜間の運転が怖いので、夜は来られなくなった、という話をしたのだろうか、
迎えに行くから一緒に行きましょう、と言ってくれたのだったか、
もう記憶が定かではない😅
が、とにかく月に1度、自宅に迎えに来てくれて二人で朝まで雀荘で打って、
また自宅まで送ってくれるようになった。
家からは車で30分ほどの近隣の市から来る。
アッシー君、と言っては失礼ね、笑
とにかく、私にとってはとっても有り難い存在。


42歳。職業はタクシーの運転手さん。
そのせいか、エスコート上手。
お店に入る時、エレベーターに乗る時、
必ずドアを開けて手を添えて、どうぞ。
雀荘のうち1軒はかなりの急勾配の直線階段を3階まで上るのだが
降りるときは、失礼、先に行きますね、落ちてきても受け止めるから大丈夫ですよ、笑
と言って先に下りてくれる。
目と鼻の先に駐車場があるのだが
車、回しますから、と言って小走りで行って、車を目の前に持ってきてくれる。
物腰も柔らかく、丁寧で、で、麻雀も上手い。


タクシー代というわけではないが
雀荘ではいつも、宅配ではあるがお寿司をとってもらって食べてもらっている。
二人分でも2千数百円。タクシー代にはとても足りないが、笑


以前は、夜の9時10時でも暇になると
すぐに運転して出かけて午前様という生活をしていたのだが
今は夜間の運転が怖くて、控えて、めっきり出かけなくなった。
なので、彼のような人はたいへん有り難い存在。
ただ月一、というのがねえ、😅
そうか、こういう危篤な人を何人か作れば良いのだ、笑


私のように、出かけたくても出かけられない、
という高齢者は案外多いのではないだろうか。
都会と違って、車社会の田舎では特に。
雀荘も、送迎をしたらどうだろうか。
夜中でも、電話をすれば送迎をしてくれるなら行こうかな、という需要があるのでは。
あ、でもそもそも、高齢者の夜は早いらしいから、みんな寝てるかなあ、笑


良い年をして夜遊びなんか、という古びた言葉なんか蹴散らしてしまえ。


遊びをせむとや生まれけむ
戯れせむとや生まれけむ
   
人間、大昔から変わってないなあ。
梁塵秘抄の古人のこの歌を胸に。


この歌、幼稚園で先生が、教室に入ってください、と庭の園児達に言ったら
長男が先生に向かって呟いて、先生が驚いた、という逸話がある。
私の教育の賜物、笑



遅まきがなら、先日のうかい亭


うかい亭デート

昨日、前から約束していたうかい亭表参道店でのデート。
風は強いものの、暖かい。


12時54分、明治神宮前で降りた時
店内に入ってます、と彼氏さんからラインが届いた。
4番出口を出て、表参道を4−5分歩いたビルの5階。
シャネルやディオールといった店が入っているビル。
エレベーターで5階についた。
スタッフさんにウェイティングルームに案内される。
ソファーから立ち上がる彼氏さん。
そのまま案内されて大きなカウンターのある席へ。
青山が一望、とはいかないが、明るい日差しの入る大きなガラス張りの店内。
満席。wao!
メニューを渡されたが、今日のコースはもちろん、表参道スペシャルに決めていた。


お飲み物は?と聞かれ、
彼氏さんはスパークリングワイン、ノンアルコール
私は葡萄ジュース。濃縮還元ではありません、笑


スタッフさんが、本日の食材です、と野菜や魚が乗った大皿を見せてくれた。
筍、芹、サーモン、鮑、あいなめ、キャビア、フォアグラ、桜海老等々


担当シェフがカウンターの向こう側に立つ。
分厚い鉄板の上でこれから繰り広げる調理のパフォーマンス
さあ、ショータイムの始まり、笑
ロイヤルコペンハーゲンのブルーフルーテッドのお皿の上に
まずは野菜をたっぷりと乗せてサーモンのマリネ。
サワークリームとキャビア添え。
潮の香りのキャビア。
2皿目。筍と芹のソテー、同じくソテーされたフォアグラには甘めのソース。
中はとろとろ、ふわふわ。
3皿目。新玉ねぎの白い冷製ポタージュ。
深い器に砕いた氷をたっぷり入れて、その上の小皿の中に入れてあるのでずっと冷たい。
その甘さに驚く。でもお砂糖の甘さではない。
続いて鮑の岩塩蒸し焼き。
生きていいてくねくねと動く雄と雌の大きな鮑を昆布で包み、鉄板に乗せて
たっぷりの岩塩で覆って蓋をかぶせる。
蓋を開けると立ち上る湯気。
岩塩を払い、昆布を除けるとふっくらと蒸し焼きにされた鮑が出てくる。
鉄板の上で食べやすいように表面に包丁を入れ、
雄と雌の肝は当分に取り分けて皿に盛られる。
柔らかい。適度な塩味と口の中に広がる肝の濃縮された旨み。
白っぽい雄の肝と緑色の雌の肝で、確かに味は異なる。どっちが好きかなあ・・・
次は鮎魚女。空豆やえんどう豆の入ったナージュ。
お野菜の出汁、出汁の中で仕立てられた白身の鮎魚女、どちらも優しい味。
さて、いよいよメインのステーキ。
彼氏さんはメニュー通りのサーロインをレアで。
私はちょっとお金を追加してフィレに変えてもらった。ミディアムレアで。
手際よく鉄板の上で焼き上げていく。
焼き加減の違いは鉄板の端を使いながら上手に時間を合わせて。
新玉ねぎのスライス、ワサビの葉を飾りにして
ワサビ、ポン酢、醤油、をお好みで。
彼氏さんも私もステーキはお塩が好きなので、せっかくですが、笑
柔らかく、脂身も甘く、でも、あっという間に無くなった。
思わず、お変わりと追加オーダー、笑
だって小さいもん。70gとのこと。
まあ、コース料理の中ではそのくらいなんでしょうね。
お肉好きの二人にはとても足りない😅
それになんといっても美味しいし。
ありがとうございます、よく召し上がれますね、と笑うシェフ。
同じ部位を同じ焼き加減でもう一皿追加。
付け合わせは、大分からの立派な椎茸のソテー
焦がしたお醤油の香り。
お皿を見て、思わず、あら源右衛門、笑
笑顔のシェフと目があった。ご存じですか?と。
源右衛門釜のポピュラーな青地に緑の葡萄模様。
この柄のランチョンマットを昔、持っていた。
その前のお皿はお肉の邪魔をしない白地に隅に青と緑の葉模様の有田焼。
湯呑みは九谷焼。
最後は桜海老の土鍋ご飯。
サクサクとした歯触りのの桜海老とその旨味をたっぷり吸った土鍋ごはん。
さっぱりとして美味しい。
出汁も添えてあって、味変も楽しめる、笑


いやー、堪能。


席を変えて、デザート。
彼氏さんはいちごパフェ
私はさくらんぼのブラマンジェ
そして、コーヒー
ここでお会計。
大幅にアップ、メニュー価格の約2倍になっていた、笑
そりゃ、メインのステーキをお代わりすればそうでしょう😅
シェフの華麗な手捌きも楽しんだし、
彼氏さんとの会話も弾んだし。
久しぶりのゆったりとしたお食事の時間も楽しんだし。


気がつけば15時45分。

春点描

強い雨風で荒れた昨日の春の嵐から一転。
雲一つない青空が広がった。


だけど心なんて
お天気で変わるのさ
       六本木心中


本当にそう、笑
昨日のような荒れたお天気の日は、車の運転にすっかり自信を無くしているので
家から一歩も出られない。
誰とも喋らない。


無口な女になるわ
      サンドベージュ


相手がいないのだもの、無口になるしかない、笑


孤独ねえ、というあなたへ。


はい、そうです、孤独ですが、何か?
だって私、一人は嫌いではないのよ。
寂しいとか悲しいとか感じないし。
そういうあなたは、もしやトイレにも誰かと連れ立っていくタイプ?
私は違うので、笑
誰かに歩調を合わせるほうが苦痛だわ。


そんなことより、
今日はなんて良いお天気。
昨日とはまさに打って変わっての。


時は春。
一面の真っ青な空。
明るい日差し。
これだけで幸せオーラを満喫。
相変わらずの安上がり、笑
いえいえ、感度良好。


もちろん出かける。
まず、予約しておいたあまりん苺を農園に受け取りに行く。
お昼は、近くの町のジビエのレストランへ。
里山の特権?
おまかせコースを予約。
何が食べられるのだろう。ワクワク。


玄関の軒下に10年以上前から巣を作り、
この季節、その巣に毎年燕がやってくる。
産卵し、子育てをし、そして去っていく。
来年、また、と。
1週間ほど前、今年も変わらずやってきてくれた。
軒下に落とし物があって、来たことを知る、笑
そのうち、小燕も参加するので、放っておくと、堆く積もる。元気な証拠。
夜、巣から突き出す長い燕の尾。まだ1羽分。
これがやがて2羽分になり、更に小さな尾が増え、巣が満杯になる。
目の前の電線にずらりとご一家が並ぶ。
そうすると間も無くお別れとなる。



庭のジューンベリーの細い枯れたような枝々に、白い花が咲き始めた。
日ごとに数が増えて、白い花に埋め尽くされるほどに咲き乱れる。
花の終わりに、若葉が出始め、緑一色の若木になる。
そして小さな赤い身をつける。
それを目当てにヒヨドリが来る。


生垣の灯台躑躅も、小さな白い釣鐘状の花をつけ始めた。
角地なので、数メートルにわたっての花盛り。
緑の若葉の中にゆらゆら揺れる白い花。
これも春の色。
秋にはこの葉が真紅に変わる。
今の春の優しい風情の面影はどこにもなくなる。


坂を降りた辺りは一面の田んぼ。
菜の花が群生し、黄色い花々で景色を彩る。
薄いピンクのソメイヨシノも満開を迎え
足元に菜の花を従えて桜並木を作る。
菜の花の黄緑色の葉と黄色の花、桜の黒い枝、薄いピンクの花の続く道。
ちょっと目立たないけど、白い水仙も忘れないこと、笑
桜の名所ではないけれど、それでも十分春を楽しめる。


春というわけではないけれど
今、庭先のテラスに雀の大群がいる、笑
もうすっかり餌場として認識したのだろう。
日に数回、押し寄せる。
器に並んで群がり、頭を突っ込んで忙しなく啄む
テラスに落ちた分も、ちょんちょんと、軽やかにステップを踏みながら
綺麗に平らげていく。
可愛い。思わず見惚れている。


少しの影の揺らぎに、
ざざーっと一斉に飛び去ってしまう。
お向かいの屋根に並んで止まって様子を伺い
大丈夫、と判断するとまたやってくる。
小さな心臓はドキドキしてるのだろう、笑




具沢山のお野菜スープ
紅鮭のスモークサーモンマリネ
昨夜久しぶりに作った鶏ハムに焼き野菜添え
マンデリンコーヒー
最後のあまりん苺


デートは19日に決まった、笑