la vie est merveilleuse!

ふと思いついたことの徒然をゆっくりと

春点描

強い雨風で荒れた昨日の春の嵐から一転。
雲一つない青空が広がった。


だけど心なんて
お天気で変わるのさ
       六本木心中


本当にそう、笑
昨日のような荒れたお天気の日は、車の運転にすっかり自信を無くしているので
家から一歩も出られない。
誰とも喋らない。


無口な女になるわ
      サンドベージュ


相手がいないのだもの、無口になるしかない、笑


孤独ねえ、というあなたへ。


はい、そうです、孤独ですが、何か?
だって私、一人は嫌いではないのよ。
寂しいとか悲しいとか感じないし。
そういうあなたは、もしやトイレにも誰かと連れ立っていくタイプ?
私は違うので、笑
誰かに歩調を合わせるほうが苦痛だわ。


そんなことより、
今日はなんて良いお天気。
昨日とはまさに打って変わっての。


時は春。
一面の真っ青な空。
明るい日差し。
これだけで幸せオーラを満喫。
相変わらずの安上がり、笑
いえいえ、感度良好。


もちろん出かける。
まず、予約しておいたあまりん苺を農園に受け取りに行く。
お昼は、近くの町のジビエのレストランへ。
里山の特権?
おまかせコースを予約。
何が食べられるのだろう。ワクワク。


玄関の軒下に10年以上前から巣を作り、
この季節、その巣に毎年燕がやってくる。
産卵し、子育てをし、そして去っていく。
来年、また、と。
1週間ほど前、今年も変わらずやってきてくれた。
軒下に落とし物があって、来たことを知る、笑
そのうち、小燕も参加するので、放っておくと、堆く積もる。元気な証拠。
夜、巣から突き出す長い燕の尾。まだ1羽分。
これがやがて2羽分になり、更に小さな尾が増え、巣が満杯になる。
目の前の電線にずらりとご一家が並ぶ。
そうすると間も無くお別れとなる。



庭のジューンベリーの細い枯れたような枝々に、白い花が咲き始めた。
日ごとに数が増えて、白い花に埋め尽くされるほどに咲き乱れる。
花の終わりに、若葉が出始め、緑一色の若木になる。
そして小さな赤い身をつける。
それを目当てにヒヨドリが来る。


生垣の灯台躑躅も、小さな白い釣鐘状の花をつけ始めた。
角地なので、数メートルにわたっての花盛り。
緑の若葉の中にゆらゆら揺れる白い花。
これも春の色。
秋にはこの葉が真紅に変わる。
今の春の優しい風情の面影はどこにもなくなる。


坂を降りた辺りは一面の田んぼ。
菜の花が群生し、黄色い花々で景色を彩る。
薄いピンクのソメイヨシノも満開を迎え
足元に菜の花を従えて桜並木を作る。
菜の花の黄緑色の葉と黄色の花、桜の黒い枝、薄いピンクの花の続く道。
ちょっと目立たないけど、白い水仙も忘れないこと、笑
桜の名所ではないけれど、それでも十分春を楽しめる。


春というわけではないけれど
今、庭先のテラスに雀の大群がいる、笑
もうすっかり餌場として認識したのだろう。
日に数回、押し寄せる。
器に並んで群がり、頭を突っ込んで忙しなく啄む
テラスに落ちた分も、ちょんちょんと、軽やかにステップを踏みながら
綺麗に平らげていく。
可愛い。思わず見惚れている。


少しの影の揺らぎに、
ざざーっと一斉に飛び去ってしまう。
お向かいの屋根に並んで止まって様子を伺い
大丈夫、と判断するとまたやってくる。
小さな心臓はドキドキしてるのだろう、笑




具沢山のお野菜スープ
紅鮭のスモークサーモンマリネ
昨夜久しぶりに作った鶏ハムに焼き野菜添え
マンデリンコーヒー
最後のあまりん苺


デートは19日に決まった、笑

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