la vie est merveilleuse!

ふと思いついたことの徒然をゆっくりと

彼と彼女の優先順位

数年ぶりに彼女と会ってお茶をした。
私と同世代の彼女は、数年前は彼がいて、楽しそうだった。
どうしてる?
別れたのよ。
どうして?
一緒に住もう、と言われたのだけれど、と話し始めた。


彼と彼女はご近所さんでワンちゃんのお散歩仲間だった。
二人で誘い合って散歩するようになり、
少し歳上の彼の家に行くようになった。
彼は一軒家に一人暮らし
彼女は娘家族と同居。
彼から、一緒に暮らさないか、と申し出があった。
そのとき条件を出された。
籍は入れない。
娘達がいるので、自分に何かあったら黙って出ていってほしい。
財産のことで娘達に嫌な思いをさせたくない。
生活費は自分が出す。
代わりに家事はやってくれ。


彼女は断った。
これでは私は家政婦さんじゃないの。
娘達に嫌な思いをさせたくない、って、じゃあ私は?って思うじゃないの。
だってそうでしょ。籍も入れないで家事をさせて、って。


彼の希望と彼女の希望。
二人の一緒に暮らしたい、という思いはどうしたんだろう。
お互いの思いを汲み取り合うことはなかったのだろうか。
手鍋提げても、は少し意味合いが違うけれど
まず一緒になろうぜ、という思いには蓋をしたわけね。
分別で仕分けされる優先順位。
人生いろいろ



本日のブランチ
牛肉のタリアータ ゴルゴンゾーラとワサビのソース
鯛と野菜のマリネ
パルミジャーノのチーズトースト
あまりん苺
コーヒーはコスタリカ


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