la vie est merveilleuse!

ふと思いついたことの徒然をゆっくりと

自分の中の卑屈の虫

私の彼は今年52歳になる。
私はすでに後期高齢者になっている。
そんな若い彼?そんな馬鹿な、って思うでしょ、笑
その人、おかしいんじゃないの?って。
彼への攻撃はやめて。
こう書きつつ、ふと悲しくなる。


これは、他人が思うのではなくて、私が思うから、だ。
私の中に出来上がっている常識とやらが
彼の行動を常識外、と規定しているから。
だから、人もそう思っているのだろう、と穿ってしまう。


彼は、明るく、
年齢を上手に重ねた女性は、その重ねたなりの魅力があります。
年齢には左右されない生きてきた魅力。
年齢による変化は誰にも平等にくる、当たり前のことです。
そんなことより、相性が合うかどうか、魅力を感じるかどうか、です。
草笛光子さんにお会いしましたが魅力的な女性でしたよ、
って言うんですけどねえ。(⌒-⌒; )
初めての時、可愛い、って呟いた彼。信じても良いの?


彼がふた周りも若いから、って何か変?笑


自分自身が自分の年齢の変化を卑下しなければ絶対にそうは思わない。
人がこう思うだろう、なんて無意味なことは思いもしない。
自分が思わないのだから、そもそもそんな概念は浮かばない。
私自身が、若さの持つ美、シワやシミがなく、弛んでない体を美しいと思っているから
人から見たらおかしなカップルと思うのではないか、と思ってしまう。
常識の大半を、無意味と断じて生きていたくせに、笑
だから、変わっている、と言われ続けてきたくせに、笑
老いに対しては弱いのね。
シワやシミは忌むべきものなの?
年寄りは醜いの?
卑屈な私。断罪せよ。


昔、フランソワーズモレシャンさんが
皺は普通のこと。老いが楽しみ、というようなことを言っていた。
若かった私には負け惜しみとしか聞こえなかった。
現実となった今でも、彼女のようには達観できないでいる。
彼の言葉をそのまま受け入れられない自分が心の底にいる。
彼の言葉と、私の中で培われた常識。
無意味はどっち?
でも、彼が好き。



今日のブランチ
エビのガーリックソテー
殻で作ったエビのビスク。旨味たっぷり
昨夜作ったローストビーフ
パルミジャーノとバゲットのチーズトースト
コーヒーはピンラウン産
フルーツはネーブルオレンジ


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