la vie est merveilleuse!

ふと思いついたことの徒然をゆっくりと

浮気の是非

ストレートなテーマ、笑


昨夜、不義理をしたと思っていた方からメールをいただいた。
とても嬉しかった。
長い長い返信を書いてしまった。
読むの大変でしたでしょう、ごめんなさい。


その中で触れたことについてのブログ。


結婚という制度に与している以上
浮気の是非は語るまでもなく、非である。


結婚をして家族を作ろう、って、家族と家族以外という区別を作るため。
なぜ?私には、なぜ?としか思えなかった。
友達というカテゴリーさえ流動的な私にはずっとしっくりきていなかった。
そんな昔々、エンゲルスの著書、家族、私有財産及び国家の起源、という本を読んで
家族は、私有財産の誕生と共に生まれた、という説に目から鱗が落ちた。
ストンと腑に落ちた、大学1年生の春。
女系家族である時は、誰が血族かはすぐにわかる。自らが産む性だから。
男系家族ではそうはいかない。本当に俺の子か?という不安が常に付き纏う、笑
外敵に立ち向かうための人類という群れとして暮らしていて、
財産というものが共有ならば性は種としての種族繁栄でよかった。
次第に、力を持ち獲物をたくさん取る個人が力を持ち、私有という概念が生まれると
私有財産を我が血族に残すためには産む性を特定する家族を作る、は必然だった。
ここに、浮気は糾弾されねばならない意志という素地が生まれる。
愛を守るため、ではなくて、血が曖昧になるから。
家族が絶対、としなければならない社会を作る、という強い意志が権力者に生まれる。
汝、姦淫するなかれ、と神様までが言うんですよお。
これが、私がクリスチャンには絶対ならない理由。
文学も加担して、一人の人を愛し通す純愛は、至上の愛として美化されていく。
血の証明である女性には特に強要されていく。
正しく血が受け継がれるためには、他の男性と交わられては困る。
暗黒の時代。
でも、それでも浮気はあったのよ、笑
数々の悲劇を生む。
トリスタンとイゾルデ。手鎖心中。阿部定事件・・・usw
トロイ戦争は浮気から始まったし。


姦通罪という制度があり、死罪であった時代でさえも人は浮気をする。
これはもう本能。笑
そもそも、人間に、所有を表す所有格のアポスロフィ’Sマークをつける、
なんて失礼じゃない?
人間が人間を所有する、なんておかしい、
彼は私のもの、私は彼のもの、って所有されることにずっと違和感があった。
私は誰のものでもない、ってずっと呟いていた。
愛は流動的であってはいけない理由は、私にはない。
あなたも好きよ、でも彼も好きなの。これが私にとっての自然。
家族制度という制度下にある現在、
そんな考えは、お天道様の下では排除されるべき存在。
ということで、私は家族制度から自由になった。40歳代。
3回目の浮気の果てに😅
4畳半一間からの再スタート。
手鍋提げても、って、死語?、笑
結婚制度から自由になった私は経済的に自立する必要があった。
塾で講師として働き、
その後不動産会社を興し、当時のパートナーを専務取締役として、二人で働いた。
社員も雇えるようになり、家も買って、困ることはなくなった。
いろんな男性と知り合った。
いろんな考えを知り、思い出を作ることができた。
ありがとう、君達は誰も彼も素敵だったよ、
私のために、ね。
そして、今なお一人の男性を好きになっている。
そして、今なお、声をかけられると、そちらにも食指が動かないという自信はない😅
さすがに若い頃に比べると、機会は減ってます、笑


これが私の生きてきた道。
面白かった。


さて、そろそろ起きよう。
実はまだベッドの中、😅
今日は出かけるところがあるので、退屈しないで済む。
何を着ていこう。自分プロデュースを楽しもう、笑


私の人生は
先述した著書と、ニーチェの善悪の彼岸、並びに道徳の系譜
で規定されている。
善(Gute)は、権力者の絶対、であった。
なんだ、そうかあ、笑

×

非ログインユーザーとして返信する