la vie est merveilleuse!

ふと思いついたことの徒然をゆっくりと

ぐずぐずと

ストレートな物言いをする人だった
それが全く嫌でなかったのは、好きだったからか。
新鮮な驚き
非常識で生きてきた私の、常識人であったところをえぐられた


10年ぶりの恋
埋み火は赤くなることを望み
行けるところまで行こう、と決め
心を預けた
と、思っていた


1000通余りのメールに支えられ
想う人がいる、という心地よさに酔い
夢中になった
愛されているという満たされた心
想い人がいると想う時の幸せ
素敵な時が流れた
恋している、ってこんなに良いものだったんだ、と思い出した。
こんなことはもう決して来るはずがない、と思っていたのに。
いや、来るはずがない、と思うことさえなかったのに。


いきなり終止符を打ったのは私
二回りも歳が下
息子と同い年
という笑うしかない事実
その事実の前に、とうとう膝から崩れ落ちた。
恐怖との戦いに敗れた
3年近く、
その恐怖を心の深層に沈め、自分を鼓舞し続けたのだが
所詮、私も凡庸の徒であったのだ
内なる偏見に負けたのだ
彼より自分を信じたのだ
自分が好き、というのも考えもの


時間をおきましょう、と送り、拒絶した時から
私は、号泣している
まだぐずくずと思い出をかき集めている
眠れぬ夜
分別とやらを叩き起こしている
お前のせいだ、なんとかしろ、と。

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