la vie est merveilleuse!

ふと思いついたことの徒然をゆっくりと

カサカサ、シワシワ、ザラザラ

昨夜テレビを見ていた時
ふと痒みを覚えてふくらはぎに触れたら
カサカサ、シワシワ、ザラザラ
え?誰の肌?
びっくりして、触ってみたら、足全体がそんな感じ😅
慌てて保湿クリームを塗ってみたら、なんとか治まった。
乾燥していた?
踵がカサカサになってひび割れることはいつものことだけど
足全体は初めて意識した。
カサカサ、シワシワ、ザラザラ・・・
雪国育ちの母の、白くて柔らかい玉の肌を受け継いでいたのに。
すべすべ、もちもちで触ると吸い付くような肌だったのよ。


4年前、初めて私の肌に触れた彼氏さん、
もう数年、こんなことはなかったことに
もったいない、こんなに綺麗な肌なのに。まだ現役ですよ、
って私の耳元で囁いた。
うん、知ってる、笑
顔や首の皺、そしてあちこち垂れた造形以外はね。
まだ滑らかで、我ながら気持ちの良い肌。


山本リンダさんの72歳のホットパンツ姿。
ニーハイブーツで狙い撃ちを熱唱する映像をネットで見た。
元々可愛らしくて、スタイルの良いモデルさんだったからねえ。
顔の皺、首周りの皺、振り上げた腕の皺。
年齢相応の変化を臆することなく
顕にしている彼女を、潔い、というべきか。
夏樹洋子さんも、深くスリットの入った大胆なドレスで太ももを顕に出していた。
彼女達は
自分を自分の思った通りに表現するのに
加齢による変化そのままに、正々堂々としている。
年甲斐もなく、なんて言葉は馬に蹴られて死んじまえ、笑


彼女達を紹介する時に決まって
いつまでも変わらず若くて美しい、と評する。
嘘つき。変わってるじゃないのよお。
その言い方はあくまでも、若い=美しい、に基づく。
その言い方は、かえって彼女達を傷つける。
やっぱり、世間様はそこ意地が悪い、と相場は決まっている。
こちらは、豆腐の角に頭をぶつけて死んじまえ、としておこう、笑


いつまでも変わりませんねえ、という言葉は
褒め言葉では決してない。


変わりませんねえ、と言われるのではなくて
変わっていくその時その時の自分を、誇りをもって表現できるか。
今、私は、こうありたいと思っているのよ、と。
歳月を重ねて、豊かになる自分を目指している、
と思い込む(情けない😅)
試行錯誤をしながら、悩みながら、僻みながら、挫けながら。
だって人間だもの、笑


ブラウンのアイシャドーに
ブラックのアイライナーを目尻寄りに太めにいれ
ダークレッドのルージュを引いて
メッシュの華やかなショーヘアーのウイッグを被った
そんな私が、今は綺麗、って思っている。
自分が、そう思っている。
これが大事。


諸君!
この刻まれた皺に値する、私の人間としての完成度にひれ伏せ!😅

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