la vie est merveilleuse!

ふと思いついたことの徒然をゆっくりと

生きよ

先日割ってしまった通称フロタコ
ウエッジウッドのフロレンティーンターコイズシリーズのスープ皿
輸入食器専門店さんに依頼して探してもらうことにした。
廃盤品なので、手間がかかる。
もう枚数はいらないので2枚ペアでお願いした。
昨年、バカラのローハンを割った時よりは、多少気が楽、笑
確かに
形あるものは割れるものですよ
でも、その瞬間のやっちまった😱感は
心臓に悪い、笑
私が生きている間は、仲良くしましょうよ。
大丈夫、もうそんなに長くはないから、笑


知り合いに
今年生活保護受給者になった人がいる。
来年60歳になる。
かれこれ30年ほどの付き合い。
浮き沈みのある人生を送り、倒産、離婚の果てに
心臓動脈瘤の破裂、入院、大手術を経験し、何とか退院した。
足の血管を切り取って移植し、まだ足を引きずる。
時折、血痰を吐く。


見事に生活に窮した。
私は、迷うことなく、生活保護を勧めた。
こういう時のためにある制度なんじゃないの?
嫌がっていた彼も、背に腹は変えられず、とうとう折れて区役所に行った。
しかし、わずかばかりのプライドを挫かれ、彼は我慢できず、追い返された。
職員は、無理ですね、と言ったそうだ。


支援団体に渡りをつけ、相談をして
渋る彼を説得し、もう一度行かせた。
こう言え、と知恵をつけて。
『受けられない理由をもう一度説明してください。
(支援団体名)に相談しにいくので、ここでの会話を録音させてほしい。』
何と!
その場で受給申請を受け付けてもらえて、程なくして晴れて受給者となった。
住まいを探すときも苦労をしたようだ。
保証会社の若い社員に電話口で、生活保護のくせに、と言われたそうだ。
話を聞いた私は、黙っていられず、すぐに電話をした。
上席を出せ、と。
会社を背負っていると思って、心して答えなさい、
事実なら、何を言っても良いと思うなよ、と。
役職者は平謝りではあった。
謝罪を受けたが、
彼の心に生まれた恐怖と傷はすぐには治らない。


世間様の風当たりは強いかもしれないけれど
この多様化した時代、世間様ってあるようでない。
思うほど気にしなくて良いから。
私は、あなたがそうなった経緯を知っている。
あなたの体は、生きたい、と思っているから大手術にも耐えた。
お腹だってすくでしょ。
どうか、生きて。

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