la vie est merveilleuse!

ふと思いついたことの徒然をゆっくりと

リアル疼く人

彼の真意を図りかねて3年経つ。


とあるブログサイトに登録した72歳の時に
49歳の彼からブログを拝見しました、とメールをもらった。
1ヶ月ほど毎日メールのやり取りが続き
会いませんか、と言われ、わざわざ東京から
車で1時間ほどかかるこちらの町に来てもらった。
県道沿いの星乃珈琲店の店内で、私の席の向かい側に座った彼。
サラリーマン風の普通の男性。
すぐにわかりました、と笑顔を見せた。
よかった、まともな人で、笑


世間ではおじさんと言われる歳でも
私から見れば遥かに若い。
息子と同年代。
2時間ほど話した。
同じ業界にいたこともあって、話は弾んだ。
帰宅後のメールに、
私の気持ちは変わりません、引き続きお付き合いください、とあった。
メールはほぼ毎日届く。
そうそう、彼はラブメールの名手である。
読むたびに私はとろけて行く。


1ヶ月後、また会った。
お茶だけではなかった。
そこまで私は、仕上がっていた。
本気ですか? 私は思わず尋ねた。
なんて陳腐な第一声、笑
以来メール交換と月1程度の逢瀬で3年。今年で4年目になる。
濃密な時を過ごす時もあれば
お茶だけの時もある。


身長175cmの不動産会社経営。
大学生の娘が一人のシングルファーザー
娘の学校から依頼を受けて、講堂でSDGsについての講演もするほど弁が立つ理論家。
世間で言うところの、釣り合いの取れる女性と普通に結婚もできるだろうに。
あ、これは余計なお世話だ、笑


彼の名誉のために言っておくが
私達の間に、金銭授受はない、笑
車のドアーは開けてくれるタイプ。
営業マンだなあ。
パリのミッシェルもそうだったっけ。


私は、年齢は気にしません。
会っていて楽しい。
考え方も似ているから相性は良いと思いますよ。
年齢を重ねた方には重ねた方の魅力があります。
あなたは上手に年齢を重ねている。
自信を持ってください、とても魅力的な女性です。


知人に話した。
え?女性として見てくれるの?!!
これがいわゆる普通の反応だろうなあ。
でも、普通なんてない。もっと自由に生きよう、
とでも自分を鼓舞しなければすぐに崩れ落ちそうだ。


私達はお互い都合の良い相手ね、
行けるところまで行ってみることにする、と彼に宣戦布告した、笑
彼には彼の生活、私には私の生活。
結婚に向かない私にはこの距離感がちょうど良い。
神様がくれた最後の恋、かな、笑
長い間忘れていたこの胸のときめきは、実に心地良い。


ただ、鏡を見るたびに思う。
先に心が潰れるのは、私ではなかろうか。
これは私の中にある年齢に伴う変化に対する偏見が原因。
彼ほどにはこの変化を気にしないでいることが、まだできないでいる。
この恐怖に、いつまで対抗できるだろう。


私はあなたに命を預けた
と、昔弘田三枝子さんが歌っていたっけ。
それほどの恐怖。




さて、今日のブランチ
ミニハンバーグ
オイルサーディンのサラダ
野菜のシチュートマト味
ダージリンセカンドフラッシュ
紅茶ではこれが一番好み




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