la vie est merveilleuse!

ふと思いついたことの徒然をゆっくりと

来ぬ人を

彼のお父様が、シャントの手術を受けた。
とうとう透析への一歩。
一人っ子の彼は、昨年お母様を癌で亡くした。
私の前で彼は涙を流した。
若い頃相当の悪だったと言う彼。
その頃かけた迷惑の満分の一も償えていない、と。
今お父様の世話も一手に引き受けて、お仕事と娘さんの世話と、と
八面六臂の忙しさ。
私の相手をしている場合じゃない、か。
寂しいと思うと、思いが募る。
というわけで、私も今忙しくしている。
幸い、お店の予約が詰まっていて
今日まで9日間、休みなし。
少しでも時間が空くと、遊びに出掛けて朝帰り。
それも何だかなあ、笑
ついさっき、メールが届いた。
二人だけにわかることも書いてある、笑
ずっと気を張っていたので、少し気を抜きたいんだろうなあ。
愛おしい彼。
メールで近況を知らせてくれるだけでも嬉しい、と思うが
本当は、会えなくて寂しい、と伝えたい。
でも、今は控えている。


来ぬ人を 松帆の浦の夕凪に
 焼くや藻塩の 身も焦がれつつ


権中納言定家公、よく分かりますよ。
待つ身は辛い、笑
数百年の時を経ても、人の心は同じなんですねえ。


ちなみに、彼のお父様は私の4つ年上。
彼は、私の長男の1つ年上。
だから、何よ?
と言ってみる。
陳腐なカテゴリーに押し込めようとするんじゃない、って
予防線を張る私こそ、陳腐、と言う逆説、sigh



今日のお昼前にいただいたブランチ
ポークとポテトとマッシュルームとブロッコリーのココット煮
生ハムのマリネ
いちじくと胡桃のパン。ゴーダチーズ
コーヒはブラジル。
フルーツはシャインマスカット


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