la vie est merveilleuse!

ふと思いついたことの徒然をゆっくりと

面倒な遺言書

6年ほど前、お店の82歳の常連さんが、書いてくれた遺言書。
財産を私に相続させる、と。
病院の付き添いやら、お買い物のお付き合いやらを数回頼まれて、してあげていた。
ちょっと人見知りで、他に知り合いが作れなかった。


結婚されたことがないのでずっとお一人暮らし。
身内は遠方にいるお姉さんだけで、疎遠になっている。
財産、と言っても保有株式だけ。
年金と株の配当だけで生活されていた。


3年前、しばらくお店に来ないので訪ねたら出てこない。
鍵を預かって居たので中に入ったら
ソファーに横になり、意識朦朧!
急いで地域包括センターに連絡して、救急車を呼び、入院させた。
その後認知症を発症され、成年後見人がついた。
すぐにコロナの影響で面会もできなくなり、以来一度も会えずにいる。
先日成年後見人に電話をしたら、交代されていた。
知らせてもらえないのだ。
血縁でもない赤の他人。


引き継いだ方に電話をしたら、
お姉様から、誰にも会わせないように、と言われている、と。
経緯を話し、何かあったら連絡を、と伝えると
遺言書も本物かどうかわからない、と強く言われた。



ええー、ショック。
遺言書の他にも、死後はこうして欲しいとか書かれた書面もある。
遺言執行人に指名されている私は、どうしたら良いのだろうか・・・
まあ、まだご本人はお元気のようなので、その先の話ではあるが。

×

非ログインユーザーとして返信する