君を守る?
知人に、10年以上婚活を続けて65歳になる女性がいる。
華やかな顔立ちの人目を引く美人。
スタイルも良く、黙って立っていると良い女、笑
開けっぴろげで、周囲を気にせず大声でよく喋る。
さっぱりしているかと思うとどうでも良いことをぐちぐち、笑
こんな美人がなぜ放っておかれる?
彼女のモットーは、奢らない男は男じゃない。
婚活パーティーで必ず声はかけられる。美人さんだもの。
デートの話も入る。
1回デートをする。
割り勘など論外。速攻帰る。
ありえなーい、だそうである。
男はスマートに奢ってこそ、だそうである。
ねえ、長い婚活が身を結ばないのって、そこなんじゃないの?笑
女は男に払ってもらうもの。
女は男に守ってもらうもの。
女性の人権が認められていなかった頃は仕方ない、としよう。
生きていくために。
まだまだ過渡期、とは言え、女性が自立できるような下地が整いつつある今、
何故頑なに主張するの?
君を守りたい、って。
守って、って。
守れる方が守れば良い。
支払える方が支払えば良い。
金は天下の回り物、ってね。
だから、
君を守る、という失礼なフレーズはもうやめて。
私は聞くたびに、無礼者、と思う。
お前に、私を一生守れる力があるの?って突っ込んでしまう、笑
一緒にいたい、と言ってくれる方が嬉しい。
その一言だけで、
私が守ってあげる、って、あれ?
自立した人間同士として付き合いたい。
守る守られるは、その時々。
好きだから一緒にいよう、という思いだけで飛び込んでおいで。
私は受け止めてあげる。
寒い朝、急拵えのハムとほうれん草のクリームシチュー
トロッとしたとろみが体を温める。
ハンバーグとほうれん草とマッシュルームのバターソテー
プールのチーズトースト
コーヒーはブラジル。
苺は吉見町のあまりん。